17日、
星陵会館で開催された、
昨年9月に
ジャーナリスト長井健司さんが
射殺され、今年
5月サイクロンによる大きな被害に見舞われ、先月
軍政20年目を迎え、
アウン・サン・スーチンさんの
自宅軟禁が今も続く
ビルマ(ミャンマー)の上記サイクロン
被災者救援チャリティ・コンサートに出掛けた。
上智大学の
根本敬教授による
ミャンマー軍事政権の圧政や
民衆救済に関する
講演の後、
沢知恵(ともえ)さんがいつものように
裸足で登場し、まず
アカペラで
賛美歌「
久しく待ちにし」を歌ってから、
ピアノ弾き語りで、途中、
いとうせいこうさんの
ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリー・リーディングと
コラボも交え、その次には
谷川俊太郎さん
作詞・
武満徹さん
作曲「
死んだ男の残したものは」を、その他、
オリジナル・ナンバー「
こころ」「
シング・ユア・フリーダム・ソング」「
ザ・ライン」などを
魂を込めて演奏した。
「久しく待ちにし」は
最も好きなクリスマス・キャロルで、沢さんによる
歌唱は特に胸にしみる。
3年前の
クリスマス・コンサートの
MCで、
舞台上から突然「
竹浪さ~ん、来てる~?」と呼びかけられ、
客席から大きく手を振ると、「何年たっても
変わりませんね」と言ってくださり、「沢さんは
大きく変わりましたね、家庭環境が!」と応じると、ピアノの前で
大きく手を横に振り、
笑いながらストップかけられた。
今回のチャリティーコンサート終演後、ロビーで沢さんに「『久しく待ちにし』の『
み民の縄目を解き放ちたまえ』(の歌詞)が、
ぴったりでしたね」と言うと、「クリスマスには
早いけれど、
私もそう思って」とおっしゃった。 そして
昔話や
近況を語り合い、
スリランカ新写真集刊行準備中の話には「
おめでとうございます!」と
祝辞もいただいて、その他、
諸々笑い合い、やはり「変わりませんね、
お互い」という
結論に♪