12日、
NHK BS hi 「
クラシックミステリー名曲探偵アマデウス」は「
弦楽四重奏曲・死とおとめ~
八つ橋村怪文書」として、
1824年、当時
不治の病の
梅毒を発病した
シューベルトが「
聖なる不安の深い憧れが、
より美しい世界に到達したいと望んでいる。そして
闇を全能の愛で満たしたい…」と詩に書き、「僕ほど
哀れな、
不幸な人間はいない…」と
友への手紙に綴ったこと、 同年作った
弦楽四重奏曲「
死と乙女」で、
属9という
不安をかき立てる和音を、通常の
フォルテではなく
デクレシェンドで用い、
死の受容を表現しているのではないかということ、第2楽章
冒頭の
音の動きのほとんどないテーマが、やがて
響き豊かに展開されていくことなどが伝えられた。 シューベルトはその4年後、
31歳で逝く。
上の写真は、
俳句×写真集『
恐竜×ヴィーナス=17文字』(
HP)に収録した、次の句に組み合わせたもの。
とき ね む
死す刻の昼夜を知らず 合歓の花
同日、
北京五輪第5日、
テレビ東京で放映された収録での、
トリノ冬季五輪ゴールド ・
メダリストで
同じ歳の
荒川静香さんとの対談でも、
一本勝ちへのこだわりを語っていた
谷本歩美選手が、
怪我や
スランプを
克服して、
アテネ五輪に続くオール一本勝ちで連覇を果たし、また、
なでしこジャパンが
ノルウェーに
怒濤の5連続ゴールで
快勝し、
女子ソフトポールチームがアテネで敗れた
オーストラリアにリベンジした。 その一方、
女子マラソン初連覇を目指した
野口みずき選手が、
左足の故障により
無念の欠場を決めた。