
24日、
NHK BS hi「
クラシックミステリー名曲探偵アマデウス“
こどもの情景”~
ピアニスト危機一髪」を楽しんだ。
玉川大学准教授・野本由紀夫さんが、
シューマンの「
トロイメライ」の出だしの「
ド・ファ」について、その後も繰り返し現れながら、そのドの長さが最初は
四分音符、次は
八分音符、最後は
装飾音と短くなって行くことや、
ヘ長調の曲の中で
終盤の和音が突然
ハ長調に変わることによって、タイトルの意味する「
白昼夢」である(あった)感じが強まると解説した。
9歳年下の
恋人クララからの「わたしを時々
子供のように感じるでしょ?」とあった手紙に、
シューマンは「あなたの言葉が
私に曲を書かせました。“こどもの情景”。(ピアニストでもある)あなたも、きっと喜んでくれるでしょう」と返事に書いた。
次は、写真×句集『
花の揺り籠』(詳細
HP)に「
影絵」というタイトルで収録した上の写真に寄せ、巻末に掲載した俳句。
白昼の影絵重ねて 蝶つるむ