
9日NHK「
その時歴史が動いた」で「
音楽の市民革命~
神童モーツァルトの苦悩~」を見た。
「音楽の市民革命」とは、
フランス革命の2年後の
1791年9月、
ドイツ語による庶民のための
オペラ「
魔笛」が生まれたことを指している。そして
アマデウスの
書簡から、次の言葉が引用された。「僕はもう、領主や貴族に仕える
不幸な身分ではなくなりました」「
権威を笠に着た貴族たちには、もう
我慢ができない」「僕は貴族ではないが、貴族にも勝る
高貴な心を持っている。
人間を高めるのは身分ではなく、心だ」。
身を削った「魔笛」初演3ヶ月後「
レクイエム」作曲途中、「
心の赴くまま自由に何事にも
とらわれずに作曲できる時になって、僕は
僕の芸術を見捨てなければならない」と逝く。
次は、写真×句集『
花の揺り籠
』(詳細
HP)に、「
岬」というタイトルで収録した上の写真に寄せ、巻末に掲載した俳句。
天道虫 草の岬の先に出て