
27日、
フジテレビ放映「2007
全日本フィギュアスケート選手権 女子ショートプログラム」で、
自身初の連覇を狙う
浅田真央選手が
第1位となった。
グランプリシリーズでは
痛い失敗を続けたプログラムに、彼女は
衣装を替えて臨み、踏切り時の
エッジの
イン・アウト以外
ミスなく演技し通した。
ボリショイバレエに学び磨きをかけたステップで、
長い腕が斜めにしなやかに振り降ろされた時には、テレビの前で思わず「おお」と歓声を上げていた。
同局・
塩原恒夫アナウンサーの、口数は
多過ぎず、だが
印象的な言い回しの実況が好きで、これまでも、昨年末の
荒川静香さんの演技に「
除夜の鐘が鳴るまで“
誰も寝てはならぬ(曲名)”」とか、「
ショパンは真央のために
ノクターンを書いた」とか、
滑るすれすれの名言があり、当夜も楽しみにしていたら、
サン=サーンスの「
サムソンとデリラ」に乗り
エキゾチックに見事に踊り、第2位となった
安藤美姫さんには「(今年
世界選手権)
女王の“
品格”」と
流行語で決め、真央さんは「
天から舞い降りたひとひらの雪はまだ、まだ
舞い続けている」と描写された。 彼女達の
舞は決戦の舞台、
次のフリーへと続く。
上の写真は、俳句×写真集『
恐竜×ヴィーナス=17文字』(詳細
HP)に収録した、次の句に組み合わせたもの。
め
君の瞳に降る雪 汚れずして消ゆる