10日、
雑司が谷旧宣教師館で、「
読み継がれる、小川未明『
金の輪』
絵本展~
吉田稔美の世界」を鑑賞した。この日は吉田さんの
講演もあり、「金の輪」の主人公「
太郎」と
グリム童話に登場する「
ハンス」という名前の共通点や、「輪」の意味など、すばらしいお話を伺えた。後者は、僕も映画『
秋の浮き輪』やフォトストーリー『
浮輪の伝言』で「輪」にこだわっていて共感した。
上の写真は、
素敵な会場の
飴色の光沢の廊下に、
吉田さんの描いた金の輪が映っていて、彼女も大変喜んでくれた。
その後、
ギャラリー び~たで、「
ウフ(フランス語の卵)展」を鑑賞した。
左は
小枝真紀さんの「
jazz bar」(部分)で、額も彼女の作品。右端の男のモデルは
木村拓哉さんで、実際にはその右に
作者自身が描かれている。このシリーズは絵が
増える可能性がある。
小枝さんは10月20日の上映にいらしてくださり、
翌21日の記事にご紹介したように、
素敵な感想を寄せてくださった。また、ご参加いただいた打ち上げの席では、
画家の目で、『隣室』の
空の色の変化についてなどもお話くださった。
本日
11日(
日)
6時半~
渋谷UPLINK FACTORYで、『
隣室』と『
月のイルカ』(詳細は
HP)が上映されます。お時間ありましたら、どうぞいらしてください。