六九狂 Vivienne★Kick～自由中毒・霊媒小唄～光源氏と赤坂晃

7日、下北沢LOFTで、Vivienne★Kickさんのライヴを楽しんだ。彼女は六九狂木版の画号で、すばらしい木版画も制作している。
ライヴは「自由中毒」という印象的な言葉を含む自作詩の朗読から始まり、「霊媒小唄」など、やはりインパクトの強いオリジナルナンバーが力強く演奏された。MCでは、彼女の音楽の原点が、友人に薦められた光源氏の「パラダイス銀河」で、赤坂晃覚醒剤逮捕の現場が近所だったことも語られた。
そして客席から三題のお題頂戴による即興詩という趣向があり、一題目のご指名を受けて「月影」と言った。他に「叫び」「イエスタデイ」と出され、この三つを織り込み見事に一編の詩が詠まれた。終演後、「月影と言ったのは、この写真が撮れたからです」と上の写真をお見せすると、彼女も喜んでくれた。

また「月影」は、11月11日（日）6時半～渋谷UPLINK FACTORYで『隣室』後に上映される『月のイルカ』で、名倉亜矢子さんがソプラノ&ゴシックハープで名演の主題歌（詳細HP）に、僕が書いた歌詞にも登場する。