5日、新国立劇場で1日の「
N」に続き
hioの社長&デザイナー
日置智佳子さん(左の写真の靴は彼女のデザイン)と、
プレルジョカージュ演出の「
四季」を観、客席で共に涙した。これまで観た彼の作品の中で
マイベスト。また
ヴィヴァルディの「四季」を使用した舞台やドラマ他は数え切れないほどあるが、その中でも僕の知る限り
最上の作品と言える。
「N」が暗く沈痛だっただけに、「四季」の明るさ、躍動感は
まぶしかった。もちろん演出家の特徴である、ねじれや歪み、支配と服従のテーマは現れるが、音楽なし・衣装なしで
肉体と動きの美しさそのものを見せる冒頭から、吊り下げられた様々なオブジェがひとつひとつ落ち来てはアクセントを付けるアイディア、そしてダンサー達による縄跳びの
軽やかで天国のような楽しさなどなど、幸福感に包まれ、自然と涙が零れた。
大満足の観劇後、出演者の一人、
伊藤郁女(かおり)さんから、彼女が作った素敵なダンスCDRをいただき、満足度はさらにupした。
夜、イラストレーター・絵本作家の
吉田稔美さんのお勧めにより、Bank ART 1929横浜で
GHOSTのライヴを体験した。高い天井に円柱群に舞台に映像が展開し、演奏がこだまし、
煌く海中にいるような気分になれた。
会場でも言いましたが、吉田さん、改めてありがとう!