
1日、
Pinpoint Galleryでの、
グリム童話をテーマにした19人のグループ展「
TINGEL GRIMM展」のオープニング・パーティーに出かけた。
左は
樋上公実子(くみこ)さんの三部作「
雪白と薔薇紅Ⅱ」の部分。
Ⅰは少女、
Ⅲはお姫様の姿で、「
同じ女性の成長を表現したの」と作者に伺ったが、「一人の女性が
同時に持つ三つの面と見ても面白いね」とお答えした。
こみねゆらさんの「
子兎のおよめさん」は、作者いわく「ウサギの尾に乗るシーンは
どういうものかしら?」と想いつつ、そのままの情景がまさに
メルヘンティックに描かれている。
七戸優さんの「
黒雪姫」は林檎が
妖しく宙に浮かび、
宇野亜喜良さんの「
夏の庭と冬の庭」は
温かさとシャープさが同居し、
和田誠さんの「
青髭」は
素朴なタッチが余計怖い。
樋上さんは昨年、
UPLINK FACTORYでの上映会にいらしてくださったが、
同会場での新作公開(詳細
HP)にも「行きます」とおっしゃってくださった。くみちゃん、待ってま~す!