
先日招待券をいただいて、
国立新美術館で「
日展100年」展を鑑賞した。
竹内栖鳳の「
アレ夕立に」、
上村松園の「
花がたみ」など傑作が並ぶ。
棟方志功の「
善知烏(うとう)
版画曼荼羅」は、狩ってはならない善知烏の狩に出掛けたために、
鬼になってしまった
猟師と、その帰りを待つ妻の物語を、
妖しくも迫真のタッチで彫り出している。
杉山寧(やすし)の「
穹(きゅう)」は、
スフィンクスを
砂絵のようにメルヘンティックに描いている。
画家の娘・
杉山瑤子(ようこ)は、
三島由紀夫夫人となった。