
62年前、
核爆弾が
初めて市街地に投下された8月6日の朝、
広島の
平和記念公園で
市主催の「
原爆死没者慰霊式・平和祈念式典」が行われ、
秋葉忠利市長が、被爆した人々の
惨状を具体的に挙げながら、「
生き残った者も死者を羨むほど」と訴える
真摯な「
平和宣言」を読み上げた。
夜、
テレビ朝日の「
報道ステーション」で、
スティーヴン・オカザキ監督のドキュメンタリー映画 「
ヒロシマナガサキ WHITE LIGHT/BLACK RAIN」が紹介された。 この映画には、
5日の記事にご紹介した「
赤い背中」の
谷口稜曄(すみてる)さんも出演している。
長崎で被爆し、病院のベッドで、
あまりの激痛に「
殺してくれ!」と叫び続けたという。「死者を羨んだ」多くの犠牲者のひとり。 そして今、亡き方たちの
無念も代弁されている。