SAMURAIを断ったフェアなサムライ、1番を超えたイチロー

メジャー・リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が、映画「ラスト・サムライ」の出演依頼を断っていたことを明かした。 もし出演していれば、三谷幸喜さん脚本「古畑任三郎ファイナル」の「フェアな殺人者」での好演も話題となった彼が、渡辺謙さんと共に「アカデミー助演男優賞」にノミネートされていたかも？？
断った理由は定かではないが、スケジュールの問題もあったかも知れない。 小泉純一郎前（もうすぐ前々？）総理からの「国民栄誉賞」授与も辞退した背番号51だから、現役選手としての自己のあり方にブレはない。
その彼が2日、日米通算2787安打を放ち、王監督を超え日本歴代3位となった。昨年、王ジャパンを世界一とした立役者に抜かれ、阿久悠逝去に「自分のホームランを生で見てくれた人がまたひとり減って淋しい」と語った国民栄誉賞第1号受賞者、そしてピンク・レディーの「サウスポー」に登場するフラミンゴ打法の「スーパースター」も本望だろう。
また、読売巨人軍永久欠番・背番号1が持つ月間本塁打記録55を背番号とするニューヨーク・ヤンキースの侍・松井秀喜選手が、7月の活躍で自身初の月間MVPに輝いた。