18日、
NHK教育テレビ「
福祉ネットワーク」で「“
自殺を語り合える社会”
を目指して~
官民合同シンポジウムより~」、
TBSで「“
余命1ヶ月の花嫁”~
乳がんと闘った24歳最後のメッセージ~」が放映された。
前者では父親の自殺に遭った女性が、「お父さんが
弱い人間、借金して家族を残した
無責任な人間と思われたくなくて、お父さんが自殺したと
言えずにいました」と涙ながらにスピーチし、4人のパネリストが
自殺対策や
遺族のケア、社会の問題点などをディスカッションした。 その中の1人、
姜尚中(カン サンジュン)さんは、「
社会の複線化」という言葉で、失敗しても
再チャレンジ可能な社会のあり方の大切さを提唱していた。 「
ルネサンス」を連想した。 それは「
再生」という意味。
後者の番組では、
末期癌に冒された
24歳の
長島千恵さんの「
ウエディングドレスを着たい」という願いを、恋人や友人達が
模擬結婚式を挙げて叶える様子から、取材者に病室で「
次の望みは?」と問われ、「
家に帰りたい」と答えた彼女が式の1ヶ月後、
棺に入って帰宅する様子、その後も恋人が月に一度彼女の部屋を訪れ、父親と
語り合う様子が温かく伝えられた。 彼女は「外の空気はいい。風って気持ちいいんだよ、
知ってる?」と言った。
この日、
新潟県中越沖地震で10名もの方が、
サンパウロ市南部
コンゴニャス空港での
旅客機着陸失敗事故で200名以上の方が亡くなられたと報じられた。
上の写真は、
俳句×写真集『
恐竜×ヴィーナス=17文字』(
HP)に収録した、次の句に組み合わせたもの。
とき ね む
死す刻の昼夜を知らず 合歓の花