ハリー・ポッター品川エトワール女子魔法学校へ行く！／ ファンタスティック・プラネット

10日TBS「学校へ行こう！MAX」で、映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」公開に先立ち来日中のダニエル・ラドクリフ君が、V6メンバーの2人にエスコートされ、品川エトワール女子高校の「1時間転校生」となった。
大歓迎と共に「日本のホグワーツ魔法魔術学校」としてコーラを注ぐグラスが宙に浮いたり、遅刻した女子達が教室の一つのロッカーから続々と現れたりするサプライズが披露され、「プロモーションで世界中を回っている7年間の中で最も驚き、最も楽しかった」と満面に笑みを浮かべて感激し、魔法使いの国際的スターが、日本の女子高生の仕組んだトリックに喜んで食われていた。

続いてＮＨＫ BS2で、1973年フランスとチェコの共同製作、カンヌ映画祭審査員特別賞受賞、ロラン・トポール作画の切り紙アニメーション「ファンタスティック・プラネット」を観た。メディテイション=瞑想を尊び、それを邪魔されることを厭（いと）う赤い目をした巨大なドラーグ族に、人間が無力なペットにも、うるさい害虫同然にも扱われる惑星の物語。
楽しい魔法のエトワール（星）と、苦々しい魔の惑星が輝いた晩だった。

上の写真は、俳句×写真集『恐竜×ヴィーナス=17文字』（HP）に収録した、次の句に組み合わせたもの。
　　　　
極寒の 食われる星と喰らう星