
21日、
テレビ朝日「
報道ステーション」で、
大リーガー・
桑田真澄投手のインタビューが放映された。(ピアノも弾く彼に、
NHK BS「
ぴあのピア」でも語ってほしい。)
オープン戦での
思わぬ大怪我から再び立ち上がり、先日
マイナー・リーグから
メジャーへの昇格が告げられた際、背番号が
読売巨人軍時代の
エース番号と同じ「
18」と聞いて、思わず
涙する姿も感動的だった。
番組では、「
水のようになりたい」という彼の言葉が紹介された。「
自然には勝てない。
滴る水は岩をも穿つ」と。「真澄」という自分の名にも、
水への親しみを感じているかも知れない。
澄んでいたい、という願いと共に。
水は
川となり
海に流れ、
雲となり
雨と降る。時に
激しく時に
静謐に、
移ろいをやめない。
タルコフスキーや、
ポランスキーの映画では、いつも
水がキイとなる。
上の写真は、、
俳句×写真集『
恐竜×ヴィーナス=17文字
』(
HP)に収録した、次の句に組み合わせたもの。
春の雲 水の輪廻に倦みて浮く