17日、
ラ・フォルテで、
アンサンブル光のオルガンによるコンサート「
バッハとコーヒーの楽しみ」を堪能した。
パゾリーニの映画「
奇跡の丘」(原題は「
マタイによる福音書」)で、
エジプトへ逃れていた
聖家族に
大天使ガブリエルが戻ってよいと告げるシーンに第2楽章が流れる「
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調」、
竹内栄子さん・
池上純子さん・
岩田龍樹さんの3本のオーボエと、離れて向かい合う位置で吹かれた
風間俊二さん・
尾花智樹さんの2本のホルン、また
杉山豊子さんのチェンバロも優雅だった「
ブランデンブルク協奏曲 第1番ヘ長調」、ソプラノの
中村初恵さん(左の写真)が
コーヒー好きのリースヒェンを
生き生きと魅力的に、バス=バリトンの
Jeffry D.Trambleyさんがその
頑固な父親を威厳をもって、テノールの
細川祐介さんが語り手を
紳士的に演じたカンタータ「
お静かに、おしゃべりなさらず」への喝采に、アンコールは合奏&同3人の歌唱「
主よ、人の望みの喜びを」。
終演後、ラ・フォルテのレストランで、初恵さん、デザイナーの
横山ひろあきさん、上の写真(実際は集合写真)を撮ってくださった
東海教育研究所の
桐生達夫さん、初恵さんのご友人やファンの方達と同じテーブルで、コーヒーとデザートをいただきつつ、楽しく語らった。