
先日ご招待券をいただき、
都知事選に立候補した
黒川記章氏設計の
国立新美術館で「
異邦人たちのパリ1900-2005 ポンピドー・センター所蔵作品展」を鑑賞した。
左の
シャーガール作「
エッフェル塔の新郎新婦」(部分)をはじめ、
ピカソ作「
トルコ帽の裸婦」、
モディリアーニ作「
赤い頭部」、
藤田嗣治作「
パリの私の部屋」、
マン・レイ作「
黒と白」、
ジャコメッティ作「
テーブル」、
マックス・エルンスト作「
フランスの庭園」、
ブランクーシ作「
眠れるミューズ」などと、ポンピドー訪問以来の再会をした。
これらの傑作には、作家が
見た夢と、
生きた現実とが凝縮され、
息づいている。
29日夜、
フジテレビ放映「
クイズ$ミリオネア」に解答者として出演した
東国原(ひがしこくばる)
宮崎県知事は、司会
みのもんた氏の「東京都知事には
誰が当選?」という問いには「
ノーコメント」と
苦笑したが、クイズでは
最終1000万円の問題まで進み、「
エジソンが晩年に考えていたのは?」の答え
4択から、
温存していた
ライフラインの
フィフティ・フィフティを使い、「
透明人間」か「
死者との交信」かの
2択にまで
辿り着いた。
そして、それまでの問題に対してと同様、
冷静に考え、「
晩年ですよね、透明人間になっても
仕様がないし」と
見事に推理したが、残るライフラインの
テレフォンを、みの氏の勧めで用い、電話先の
政治ブレーンが
勘で発した「透明人間」の一言に
迷った末、知事はそちらを選択した。結果は、
そのまんまの方が正解で、「
マンションのローン返済に充てたい」と言った1千万円は逃したが、ブレーンを
信用するという
姿勢をテレビ的には
示して見せた。