フェアなイチロー×謙虚な椎名林檎・チャーミングな阿川佐和子

メジャー・リーガーのイチローさんと、一昨日の日曜フジテレビ「スタメン」では阿川佐和子さん、先月最終金曜の同局「僕らの音楽」では公開中の映画「さくらん」に見事に音楽をつけられた椎名林檎さんとの対談が放映された。
中学時代から大リーグが目標だったという松坂大輔さんを「ふざけてる」と称えつつ、阿川さんには「ああ言えばこうイチロー」と命名されるほど突っ込みを入れ、困った彼女をチャーミングと褒め、また、彼の大ファンという椎名さんには「その謙虚さが計算でなかったら嫌味ですよ」と言って、伏せ目がちな歌姫に照れた笑顔で否定され、どちらの対談にも彼の茶目っ気と自信と優しさが溢れていた。
昨年正月放映の同局「古畑任三郎ファイナル～フェアな殺人者」で堂々の演技を披露した際のインタビューでは、同局開局45周年記念ドラマ「白い巨塔」について、野心に正直な財前は好きだが、正義の里見は嘘があり嫌いと語っていた。 里見が意見した後に「差し出がましいことを申しました」と断るのが、本心ではそうは思っていないと。

上の写真は僕の映画『YURI・19錠の星粒』（詳細HP）のライヴ・シーンで、主演の里崎ゆりさんは、椎名林檎さんの名曲「月に負け犬」を歌った。