
24日、
アーバンドックららぽーと豊洲の
LaLaリウムで、
中村初恵さんのソプラノ、
ジェフリー・トランブリさんのバリトン、
佐野直哉さんのオルガンによる
アンドリュー・ロイド・ウェーバー作「
オペラ座の怪人」抜粋を楽しんだ。パイプオルガンは、19世紀イギリスの名匠
ビショップの作。
初恵さんには、昨年出展した「
Tシャツ・アート展」の会場で歌をお聴きして以来、コンサートにご招待もいただいて、
表現力豊かなすばらしい演奏にいつも感動している。 この日も、オペラを観たような
大きなスケールを感じた。

その後、
山脇ギャラリーでの、
駒沢女子大学・空間造形学科卒業制作展に伺った。左は昨年「
遊展」で展示をご一緒した
井上雅典・芙沙子ご夫妻のお嬢さん、
奈々星さんが
奨励賞を得た「
間-あはひ- 流れ、溜まる」の展示の一部で、
立体模型から人の「
流れ、溜まる」が実感された。
澤井綾さんの
佳作受賞「
ホタルカガミ」は、スイッチを点けると中の
腐食布と電球により
鏡が柔らかく明滅する。2000年に
ハノーファー万博の
日本館で観た、「
ホタル」という名の美しく灯る
和紙の自動車が思い出された。

夜は、以前イベントの参加をご一緒した
鼓奏者の
大倉正之助さんにご案内をいただき、
ESPACE MORIO MATSUIで、
コルシカ島在住の画家・
松井守男さんの、10月に開催予定の
在仏40周年記念パリ展覧会、また
レジオン・ドヌール勲章受賞、そしてこのスペースの設立を祝うオープニング・パーティーに参加した。
左は「
広島への鎮魂曲③」の部分で、抑制されたタッチと色使いが胸にしみた。
デヴィ夫人もいらっしゃり、華やかでしかし落ち着いた心温まるパーティーだった。