
10日、
東京文化会館大ホールで、
東京二期会オペラ劇場公演、
ヨーゼフ・グレゴール台本、
リヒャルト・シュトラウス作曲の牧歌的悲劇「
ダフネ」を鑑賞した。
指揮:
若杉弘さん、演出・振付:
大島早紀子さん、ダンス:
白河直子さんはじめ
H・アール・カオス、管弦楽:
東京フィルハーモニー交響楽団。
太陽神アポロと
羊飼いロイキッボスとに愛され、どちらの愛にも
戸惑うダフネ。
ディオニソスの祭りの後ついに悲劇が起こる。
ギリシア神話×
ドイツオペラ×
モダンダンス。H・アール・カオスの、宙吊りも美しく取り入れた
優雅でアクロヴァティックな舞が、オペラと
鮮やかに交錯していた。
会場で、現在非常勤講師をさせていただいている
東京造形大学の恩師で卒業後もお世話になっている建築科の
渡辺眞弓先生と、ご主人の建築家・
渡辺徹さんにお会いし、楽しい語らいのひとときをいただいた。渡辺先生は、昨日の記事の
パドヴァに留学されていた。