
30日、
東京都福利厚生事業団にご招待券をいただき、
東京オペラシティ コンサートホールで「
羽田健太郎&ステキな仲間達!クラシックの魅力」を楽しんだ。
羽田健太郎さんのピアノによる、
ドビュッシー作曲「
月の光」は
艶やかに、
ショパン作曲「
スケルツォ 第2番」は
骨太に響き渡った。
プッチーニ作曲「
ジャンニ・スキッキ」~「
わたしのお父さん」他を
抒情豊かに歌ったソプラノの
腰越満美(まみ)さんは、デビュー前、
小泉今日子さんと「
スター誕生」に出て敗れた経験を語った。もし、その時点で歌手デビューしていたら、
ソプラノのスターが一人誕生しなかった。
テノールの
井ノ上了吏(りょうじ)さんが、
荒川静香さんのテーマ曲ともなった
プッチーニ作曲「
トューランドット」~「
だれも寝てはならぬ」他を
高らかに歌い上げれば、ヴァイオリンの
大谷康子さんは、
浅田真央さんがその曲で
新境地に挑んだ
モンティ作曲「
チャールダーシュ」や、
サラサーテ作曲「
チゴイネルワイゼン」を
踊るように弾いた。
フォーレ作曲「
シチリアーノ」、
ドビュッシー作曲「
シランクス(パンの笛)」、
ボルヌ作曲「
カルメンファンタジー」を
幻想的に聴かせてくれたフルートの
高木綾子さんは、毎年5月に
宮崎で演奏され、
東国原新知事に「今年もお願いします、と挨拶に行きます」と語った。
羽田さんが「5月の宮崎はいい気候でしょうね」と問いかけると、高木さんは「
晴れるといい天気です」と
そのまんまな答えに、場内が大いに沸いた。