
24日、
空ギャラリーで、
神田サオリさんの
公開アトリエに時を忘れた。
黒い海の中にひらめく
白い鱗の大蛇。壁のその身が
惜しげもなく塗り潰され、また描き出されると、左の写真のように床にも現れた。
命が海の闇に帰り、
輝く花と共にまた新しく生まれる。
サオリさんと会う度、
澄んだ語らいの時が持てる。 この公開アトリエでも、彼女の世界に浸りながら、
自由と真剣の核を語り合えた。

左は、サオリちゃんが彼女のカメラで撮ってくれた写真。
菩提樹の下の
菩薩のような美しい女人像のもと、心地よく和めた。
彼女は写真集 『
光り輝く島SriLanka』(詳細
HP)を出たての頃に買ってくださったが、その中の、
一樹でジャングルのような
大ジャワ・ビンローの木の写真を特に気に入ってくれている。
ゴータマ・シッダールタが、その下で
悟りを開いた
インド・ブッダガヤーの菩提樹の分け木が、
スリランカ・アヌラーダプラにある。両方の樹下を訪ねたが、
同じ木の影が、ここにもそよいでいた。