
23日、
GALLERY LE DECO に、
北島志織
個展“
Bedroom or Bathroom”を訪ねた。
左の写真は、
100号の大作 「
鳩が飛びたつ
まえ」の部分。
北島さんは「今回の個展は
女性の性がテーマ」と話してくださった。
金箔が決して浮き立つことなく、自然に溶け込んだ画面構成が多く見られた。
彼女は今年3月より
ニューヨークに移住される。

その後、
メビウスで、
花れんさん(左の写真)&
雨宮知子さん&
五十嵐暁子さん:ピアノの
ライヴに泣き笑いした。
花れんさんは、
アイルランド民謡 “
The Lark in the
Clear Air”などを
心地よい英語で、また素敵なオリジナル曲の数々を
バラエティー豊かに、聴かせてくれた。
昨年お知り合いの突然の訃報に触れて作られた「
あなたを隠した風の色」のピアノ弾き語りは、特に胸に迫った。
雨宮さんは、
いるかさん作「
なごり雪」や、故
寺島尚彦さん作「
さとうきび畑」などなどを歌われたが、生前の寺島さんに会われた際、「“
ざわわ”という音は、亡くなった人の
魂のざわめきも表しているんだよ」 と教えられたという。
澄んだ彼女の歌声のバックで、五十嵐さんの深いピアノの音が、その
魂の声を伝えているように感じた。