杵とバトン

14日、友人たちと餅つきを楽しんだ。2月24日の金曜夜に渋谷のUPLINKで初公開する僕の映画『隣室』（HP参照）のヒロイン、茅野小百合さんも得意のバトンを杵に持ち替え、参加した。皆で搗（つ）いた餅の味は格別だった。
食後、『隣室』始め２月上映の短編3本の予告編と、昨年のクリスマス会で上演した受難劇のビデオを流した。
予告編にも入れた、バトンが杵さながらに振りかかるシーンに歓声が上がり、劇の冒頭、役者の自然な呼びかけに騙され、客席に紛れ込んでいた他の役者達と共に前に出て来てしまった方達に、改めて笑いと拍手が起こった。
作者の意図が伝わったのは役者の力に負う。感謝したい。