15日、月光荘の画室1・3・5で「
ムーンライト展2006」を観た。
左は、
池田哲夫さんの
妖しく灯された「
金魚ランプ」の部分。
また、
平林高浩さんのユーモラスなライオンを描いた「
ストライカー」、
大城尚子さんの淡く美しいキリンを描いた「
雨の日の動物園は、」など、印象的な作品が一杯。
夜はライブスペース奇聞屋で、「
香音天(こうおんてん)
ライブ」を聴いた。香音天は、
甲斐カオンさん(左の写真)の笛と歌、
甲斐いつろうさんの打楽器、
沢村繁さんのピアノによるユニット。
縄文の遺跡からの発掘品のレプリカという
石笛(いわぶえ)の演奏に始まり、カオンさんが
インドを旅して作曲された「
ガンガー」では、僕も1986年末~87年(20年前か!)にインドを訪れた折に
ガンジス(ガンガー)で
沐浴した時のことが思い返されるなど、
音楽の喚起するイメージに身を委ねられた。
奇聞屋さんでは昨年11月と今年6月に、歌人の
北久保まりこさん、オーストラリアの詩人・翻訳家の
アメリア・フィールデンさんと
朗読会をし、6月の際はゲストに無声映画伴奏家の
柳下(やなした)
美恵さんを招いてもおり、以前からカオンさんと「同じ場所」と喜んでいた。