
表参道ヒルズ O(オー)で、「
ヴィム&ドナータ ヴェンダース展 尾道への旅」を見た。
ヴィム・ヴェンダース監督が 「
世界で一番愛している映画」という
小津安二郎監督 「
東京物語」 の始まりと終わりの舞台、尾道を、写真家であるドナータ夫人と共に旅し、夫妻それぞれに撮影した写真の展覧会だけに、二人の個性と共にどちらの作品にも
温かい視線が感じられた。
ヴィム・ヴェンダースはカラーの風景写真のみ、ドナータは左のようなモノクロの人物写真のみを撮っている。
モノクロだからという理由ではなく、夫人の写真の
静かな佇まいに郷愁を覚えた。