
18日昼、服屋・義志(Yoshiyuki)の「
feebee展」に出掛けた。feebeeさんとは先月のデザイン・フェスタ出展が同じフロアーだった。今回は服屋さんとのコラボで、作中人物が義志の製品を身に着けていたり、feebeeさんご本人が作品から抜け出てきたかのように歩いていたり、眩惑された。
3時からは自由学園 明日館(
ライト設計の国指定重要文化財)で、ご招待いただいた「
佐藤眞の世界」演奏会を聴いた。主催は、僕が3期に渡りミュージカルの監督を仰せつかった
おおきな木 MUSIC SPACE。
SATOKOさんのピアノによる「オルガンのための前奏曲・

間奏曲・フーガ」は美しいテーマが重なり合い、各演奏者のクラリネットや歌唱による童謡は遊び心に溢れ、その他ヴァリエーション豊かな楽曲・演奏を味わい深く楽しめた。
夜は
川村龍俊さん主催の
WINDS CAFEで、先週の日本セヴラック協会の企画に続き、
松本智勇さんのスライド・レクチャーに心酔わせた。松本さんご自身が撮ってこられたフランスのロマネスクの修道院など数々の貴重な写真、教会付属合唱団の美しい歌声のBGM、そして心地よく奥深い松本さんの語り、ガラス張りの7階会場が、
天上の中庭と化したかのようだった。
レクチャー後のパーティーで、松本さんから嬉しいお言葉をいただけた。松本さんは以前も僕の
HP・Blogの写真を褒めてくださったが、『浮輪の伝言』・『秋の浮き輪』の浮輪が「
ルドンの絵のひとつ目」を想起させる、とおっしゃり、さらに
漂うイメージから、ゲーテ作『ファウスト』終盤の「
漂う聖母」の話までしてくださった。松本さんは
人を酔わせる名人だ。