3日、
各国の詩人達と
京都を訪れ、
金閣、
三十三間堂、
清水寺を見学した。 翌朝、宿泊先の
智積院の
法要に参加し、
名勝庭園、
長谷川等伯の「
松に楓図」や、
狩野派による
暗殺説もある
息子・長谷川
久蔵の
白い貝殻を用いて光る「
桜図」などを見せていただいた。 その後
奈良に移動し、皆は
平城宮跡や
東大寺へ向かったが、
5月31日~6月1日にそちらは訪れているので、ひとり
中宮寺の大好きな
弥勒仏と再会し、京都に戻り
銀閣を再訪した。
5日、皆で
広島に向かい、
広島平和記念資料館すなわち
原爆資料館を見学した。 その後、
宮島の
厳島神社を巡り、夜は地元の
さくらさん宅で
歓待を受けた。
6日、
広島市原爆死没者慰霊式典並びに平和祈念式に参列し、
World Friendship Centerで、
被爆者の方や地元の方達の
お話を伺い、
まかな瑠音さんの
ティアードロップ・コンサート・ライアー弾き語り、
Naluさんの
デイジュリドゥや
オーシャンドラムの
演奏と
コラボにより、また
宮本博志さんの
書(
HPの
news)も用いて
自作句の朗読を行い、恐縮なことに被爆者の方にもサインを求めていただいた。 その後、上の写真1列左の
原爆供養塔北広場でも同じコラボを行い、夕方から
原爆ドーム対岸で
灯籠流しを見つめた。
7日、長崎に移動し、
大浦天主堂から、被爆者の方達が暮らす
恵の丘長崎原爆ホームを訪れ、皆で
シューベルトの「
アヴェ・マリア」を
合唱すると、
涙される方達もいらした。 上の写真1列右のように僕は
写真+句集『
花の揺り籠 Flower Cradle』(
HP)を、他の方は
絵などを贈り、ホームの方達から皆、
熊の縫いぐるみをいただいた。
その後、
長崎市立図書館新興善メモリアルホールで、
プエルトリコの
プロモDVD上映、『
のら暦*ねこ休みネコ遊ビ*[DVD]』(
UPLINK、
デモ映像YouTube)の部分上映に続き、写真2列左のように演奏・書とコラボ朗読を行い、各国また地元の詩人達の朗読他を聞き、夜は
レストランで
交流会となった。
写真2列右はその交流会の記念写真・部分で、中央は
ノーベル賞平和賞団体賞受賞IPPNW元副会長・
イスラエル作家協会スペイン語部門会長でもある
エルネスト・カーンさん、その左は
国際児童文学会メキシコ会長でもある
ラウラ・ヘルナンデス・ムニョッツさん、一番右は地元の
画家の
濱英二さん、手前右は
デザイナーでもある
一色宏さん、手前左は
世界詩人会議ハンガリー2009年スペイン語部門第1位となった
メキシコの詩人の
ヴィクトリア・ロメロ・シルヴァさん、手前中央は
クリスタルボウル・デュオ奏者のひとり
山内恵(めぐ)さん、後ろ左はもうひとりの
佐々木里江(りえ)さん。
8日、
長崎原爆資料館を見学後、
長崎歴史文化博物館ホールで映画「
ホピの予言」上映、
デリック・スワイマ・デイヴィスさんによるホピの
フープダンスと
小塩賢さんによる
太鼓・笛などのコラボ、各国の詩人たち、日本からは
森井香衣さん、
和久内明さんによる朗読・他が行われ、僕も上記コラボを行った。
写真3列左は、その夜、
チャリティのら猫Tシャツ~
ピンクを買い、同夜も翌日も着てくださった上記のヴィクトリアさん、3列右は、ヴィクトリアさん、ラウラさん、
佐藤寿美子さんと共に『
花の揺り籠 Flower Cradle』を買ってくださったプエルトリコの詩人で
画家の
セリア・アルツュレーさんと同国の
天文学者の
ダニエル・アルツシュレルさん。
9日、
被爆65周年長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典に参列し、その朝すでに
握手・抱擁の
挨拶を済ませていた、その日の内に
東京や
成田へ戻る各国の詩人達と別れ、ひとり
浦上天主堂、
山王神社の
被爆鳥居と
被爆欅、同神社での
原爆写真・資料展、
崇徳寺、
太平洋戦争ゆかりの
グラバー邸を巡り、夜は
橋の上から
灯籠流しを見つめた。
10日、
博多で途中下車し、
姪浜から
フェリーで、
防人ゆかりの
能古島に渡り、
永福寺、
白髭神社、
檀一雄旧宅跡などを巡った。
15日(
日)夜
7時~8時半、
下北沢駅北口目の前の
ピーコックのある
ビル4階の
3Cホールで、ご依頼いただいて、「
詩と映像、
リトオニア・スリランカ・日本から」と題して
講演(
HP)を行い、上記広島・長崎の
報告や、
ゲストまかなさん・Naluさんとのコラボ
再演もします。 ご都合合えば、どうぞいらしてください。
涙も登場の
詩「
悲しみは指を伝い」
眼球も登場の
詩「
眠れる時計」
鐘も登場の
詩「
花嫁の鬣」
息も登場の
詩「
約束のない旅」
合唱も登場の
詩「
ひとひらの想い」
蛍も登場の
詩「
無限飛行」
海も登場の
詩「
花の一部に」
膿みも登場の
詩「
水の柩」
落葉も登場の
詩「
風が編んだ吊り橋」
墓参りも登場の
詩「
自由の日課」
宿題も登場の
詩「
オーロラから鍵穴まで」
地球も登場の
詩「
月に浮かぶ蓮」
太陽も登場の
詩「
時の脈」
未来も登場の
詩「
二人が愛の言葉しか」
俳句×写真集『
恐竜×ヴィーナス=17文字』(
HP)収録句登場の
エッセイ「
リトアニアの壁に書かれた恐竜の俳句」
「
皆既日蝕屋久島便り~
マイケル・ジャクソン & ピナ・バウシュ追悼と共に~」(
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組)[DVD]」)
『
象と大樹と子供たち~Over the War,Over the Tsunami,Sri Lanka~』(
HP)にも触れた
エッセイ「
平和の象と子供たち」