
15日、
Gallery Oculusの「
三ツ橋渡郎★<ピエロ>アッサンブラージュ展」と、
書肆 啓祐堂の「
鴻崎正武展」のオープニングに出掛けた。
三ツ橋作品を楽しむ人々で賑わうOculusに一歩入ると、
奏楽天使が紛れ込んでいるかのような妙なる調べが聞こえてきた。金属的なのに優しい音色。音源は左の作品「サウンドアッサンブラージュ」、楽器のオブジェ、奏楽天使の正体は作曲家でピアニストの
加藤千晶さんだった。
拍手喝采と繰り返されたアンコールの後、加藤さんにお話

を伺うと、「
スプーン(の鍵盤)を弾いたのは初めて!」と弾む声でおっしゃった。
左の作品を始め鴻崎正武さんの作品は
夢のシルクロードで出会った光景、不思議の国の動物達のよう。
夢の旅が楽しめる。
啓祐堂さんには僕の三冊の写真集を置いていただいており、鴻崎さんは『花の揺り籠』(
HP参照)の中の都忘れの花びらにクロウリハムシが光る写真(タイトル「ジュエリー」、写真から作った巻末俳句は
都忘れ 落とさぬ虫の黒真珠 )を「綺麗ですね」と気に入ってくださった。夢の旅人の目に留まって幸いだった。