10日、
ミュージックジョイミヤモトの
宮本ルミ子さんにご招待いただき、
浜離宮朝日ホールで、「
河野元ピアノリサイタル」に浸った。
ショパンの「
華麗なる大円舞曲」「
子犬のワルツ」「
別れの曲」「
黒鍵」「
エオリアンハープ」「
革命」「
木枯し」「
子守歌」他、
リストの「
ラ・カンパネラ」、
ラヴェルの「
夜のガスパール」と
アンコールに「
亡き王女のためのパヴァーヌ」、リストの「
鬼火」他。河野さんのピアノには
重厚な響きと
軽やかさがある。
左の写真は、隣の席でお聴きした
水島洋子さんで、新写真集『
象と大樹と子供たち~
Over the War,Over the Tsunami,Sri Lanka~』(詳細
HP、
webKADOKAWA、
Amazon、
7&Y)を買ってくださり、彼女の名前と共に、
4歳から難病に罹り
8歳で亡くなられたお嬢さん、「
佳奈乃ちゃんへ」と書かせていただいた。水島さんは
天国の一人娘に励まされながら、
病院の子供たちを慰問する「
遊びのボランティア ガランドン」をなさっていて、今度、上記写真集も、子供たちに見せてくださるという。
夕方からは、
ギャラリー日吉で、「
日本画 奥田玉泉展 光の彼方へ」に浸った。奥田さん(左の写真の中央右)の描く
菩薩様達は
光の舞を舞っているようで、
心が開放される。
観世音菩薩が手にした
蓮の花の花びらが一枚だけ開いて、
空気を清めていた。その蓮の花と観音の
唇と指先は同じほのかな紅色をしている。
奥田さんは「
言(ことば)は、横向きにすると『
心の口』。 『
語る』は『
吾』の『言』。
言霊(ことだま)には
力がある。 だから私は『
忙しい』とは
決して言わない。」と語られた。 同感だ。 僕も「忙しい」「
疲れた」「
眠い」は言わない。
奥田さんは上記写真集を
2冊も買ってくださった。