
1日
元旦、
NHK BS hi「
日めくり万葉集」年末年始
特番「
万葉集への招待」で、
里中満智子さんが、
20代の頃、
睡眠時間もない忙しさの中で、
吐き気も覚えながら
多作を続け、「
体が本当に危機の時は
悲鳴を上げるだろうから、それまでは」と思っていたら、その通り
病に倒れ、その後も
繰り返し大病に見舞われた経験、そして「
自作の登場人物に与えた試練を思えばこれ位」と
克服してきたたことなどを語った。
彼女が選んだのは、
大伯皇女の次の歌で、「
うつそみ」は「
うつしよ=
現世」、「
弟」は、
父・
天武天皇崩御後の後継争いの中で捕えられ、
24歳で死を賜った大津皇子。
いろせ
うつそみの 人なる我や 明日よりは 二上山を 弟と我が見む
上の写真は
俳句×
写真集『
恐竜×ヴィーナス=17文字
』(
HP)に次の句と収録。
阿弥陀堂 山の眠りの奥深く