29日、
まやんちで、「
とうめいなじかん~
絵本作家・加納果林の原画展~」を楽しんだ。
左の
黒猫の他、
ユニークなキャラクター達も迎えてくれる。彼女は
東京造形大学の
彫刻科卒でオブジェも作る。僕は非常勤講師をさせていただいている同大学の
映像専攻卒で、ずっと年下の後輩の作品に触れ、
嬉しいひとときだった。
その後、
原美術館で、「
ヘンリー ダーガー 少女たちの戦いの物語―
夢の楽園」を鑑賞した。
感情障害を患い、
天涯孤独の中、左のような作品(部分)を
人知れず制作し続けた。
彼の死後、その作品を知った家主の
ネイサン氏撮影をはじめ、展示されているダーガーの部屋の写真は、書棚の「
オズの魔法使い」の背表紙や
マリア像をはじめ、
美しく哀愁が滲んでいた。