8日、非常勤講師をさせていただいている
東京造形大学の同期の友で、イラストレーターの
垂井ひろしさんにご招待券をいただき、
九段会館大ホールで、
モンゴル建国800年記念映画「
蒼き狼 地果て海尽きるまで」試写を一緒に観た。
製作:
角川春樹、原作:
森村誠一、監督:
澤井信一郎、
チンギス・ハーン:
反町隆史、母:
若村真由美、父:
保阪尚希、妻:
菊川怜、弟:
袴田吉彦、長男:
松山ケンイチ、女戦士:
Ara。
父子の
相克と愛情など
家族の問題も描かれ、
大平原の上の雲の模様が印象的だった。
略奪される若き
新妻から、ハーンとなった我が子の
老母まで、
いつもながらの好演をされた若村さんには、3年前、イベントの撮影の仕事をさせていただいていた
デルタ・ミラージュでお会いし、
詩のお話など楽しく交わして、彼女の1st.写真集「
Bloom」にサインをいただいたが、その本にはやはり
雄大なヒマラヤの景色も納められていた。
同本のあとがきに、「ヒマラヤ一ヶ月間の
感動は、
女優という
仕事の中に『
自分の場所』を見出してきた私に、
一人の人間として生きてゆく
自分の中に『
女優の場所』があるんだということを気づかせてくれました」と綴られている。
今回の映画のため
角川春樹事務所×
エイベックスコラボレーション企画 「
女優オーディション」で4万人の中から選ばれ、ハーンを助ける女戦士
クランを
鮮烈に演じた新人のAraさんは、「私の名前を聞いたときに、みなさんが
いろんな姿が想像できるような俳優、私の
演じる姿を見て共感してもらえる俳優になりたいです」と語っている。